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たとえば、こんな場面
木のピースを置くと、端に小さな隙間が残りました。外して、回して、今度は裏返す。それでも入らず、しばらく手が止まります。支援者は答えを置かず、「この形、どこかに似ている場所があるかな」とだけ声を添えます。次の一手で最後の隙間が埋まると、完成した盤面を指先でなぞり、静かに何度も確かめています。
カタミノは、さまざまな形のブロックを組み合わせ、仕切られた範囲を埋めるパズルです。使うピース数や盤面の広さを変えられるため、その人に合わせて課題の大きさを調整できます。
目次
難しさを本人に合わせる
最初から完成形を求めず、2~3個のピースで埋められる小さな範囲から始めます。できたら範囲を一段広げ、「もう少しやる」「今日はここまで」を本人が選べるようにします。
ヒントの出し方
- 置く向きの候補を二つ示す
- 角に置くピースだけを先に選ぶ
- 完成図を見せず、輪郭の一部だけ伝える
- 手を添える前に、本人が試す時間を待つ
やり直しを守る
合わないピースを置いたことは失敗ではありません。外す、回す、裏返す、別の場所へ動かすことで次の手が見つかります。支援者がすぐ正解へ直さず、「ここに隙間があるね」と観察を共有します。
一人で遊ぶことも参加
集団ゲームに入ることだけを目標にせず、静かな場所で集中する時間も大切にします。完成後に写真を撮る、誰かへ見せることで、個人の活動から共有へつなげられます。公開前に、実際に使っている難易度と補助具を確認します。