言葉にならない思いと、たくさん会話する。|砂壁進策さんインタビュー

PEOPLE OF YAMANEKO02

言葉にならない
思いと、
たくさん
会話する。

知識だけで終わらせず、
向き合い、試し、支援を育てる。

色鮮やかな翼の壁画の前に立つ砂壁進策さん

多機能事業所ここに

社会福祉士・精神保健福祉士

砂壁 進策 (しゃっかべ しんさく)

INTRODUCTION

人と関わり、
誰かの役に立てる仕事がしたい。

その思いから福祉の道を選び、社会人になってから障がい福祉の現場を歩み続けてきた、砂壁進策さん。2024年に岩手県へUターンし、一度は別の福祉分野も経験しましたが、再び障がい福祉の仕事へ戻ってきました。

言葉で思いを表すことが難しい利用者さんとも、表情や手振りなどを通して、たくさんのやり取りを重ねていく。知識だけに頼らず、目の前の一人と向き合い、新しい方法を試してみることを大切にしています。

やまねこふくし創造舎との出会い、日々の支援で心に残っていること、専門職として感じる責任とやりがいについて聞きました。

01

THE FIRST STEP

障がい福祉の道を選ぶまで

これまでの歩みと、福祉の仕事を選んだ理由を教えてください。

砂壁進策です。学校を卒業し、社会人として働き始めてからは、ずっと障がい福祉の領域で活動してきました。

2024年に岩手県へUターンした際には、1年間、別の福祉分野も経験しましたが、その後、再び障がい福祉の仕事に戻りました。社会福祉士と精神保健福祉士の資格を持ち、そのほかにも実務を通して福祉に関する研修を修了しています。

福祉の仕事を選んだのは、人と関わり、誰かの役に立てる仕事に就きたいと思ったからです。

高校受験の頃から、医療職やコメディカルの仕事に強い関心を持つようになり、大学では医療従事者を目指して学んでいました。しかし、大学4年生に進級した頃に肺の病気が見つかり、目指していた資格の取得をいったん断念しました。

それでも、人と関わる仕事、特に医療・福祉の分野で働くことを諦めきれず、大学卒業と同時に社会福祉士の養成校へ進学しました。医療、高齢、障がい、司法など幅広い社会福祉の分野を学ぶ中で、障がい福祉の授業から大きな影響を受け、この領域で働きたいと強く思うようになりました。

02

FOUND ON SCREEN

画面の向こうから伝わった、法人の姿

数ある職場の中で、やまねこふくし創造舎を選んだ理由は何ですか?

ホームページやパンフレットだけではなく、InstagramなどのSNSを通して、法人の実際の姿を見ることができたからです。

日々の活動がすぐにInstagramという形になって発信されている。そこから伝わってくる雰囲気に、心を惹かれました。

入職してから、仕事への手応えや周囲の反応に変化はありましたか?

私は体を動かすことが好きなので、余暇活動では運動レクリエーションを中心に予定を組んでいます。

実践を重ねていく中で、ご家族からの反応も少しずつ変わってきました。

利用者さんとハイタッチを交わす砂壁進策さん
COMMUNICATION表情や手振りから始まる、言葉だけではない会話。

03

BEYOND WORDS

言葉だけではない、たくさんの会話

現在担当している仕事と、利用者さんとの関わりについて教えてください。

送迎から日中の支援まで担当しています。利用者さんの体調がすぐれないときには、ご家族へ状況をお伝えするなど、現場での緊急対応にあたることもあります。

一つの業務だけに限らず、総合的な仕事を数多く経験させていただいています。

利用者さんの中には、意思を言葉で表すことが難しい方もいます。それでも、表情や動き、手振りなどの非言語コミュニケーションを通して、たくさんの会話を重ねることができます。そこに、この仕事ならではの魅力を感じています。

04

TRY & LEARN

向き合い、試すことから支援は始まる

支援の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?

ご自身の意思を伝えることが難しく、気持ちが大きく揺れて、落ち着くことが難しい場面がありました。

そのとき、たまたま私が間に入り、手振りなどを使って意思を示しながら誘導したところ、少しずつ落ち着きを取り戻してくれました。その瞬間が、特に心に残っています。

やまねこで支援をするうえで、どんな姿勢を大切にしていますか?

知識を持っているだけでは、支援をすることは難しいと思っています。

実際に利用者さんと向き合い、新しい方法に挑戦してみなければ、成功も失敗も経験できません。うまくいったことだけでなく、うまくいかなかったことからも学び、次の支援につなげていくことを大切にしています。

利用者さんと笑顔で活動する砂壁進策さん
EVERYDAY MOMENTS日々の活動の中で重なっていく、笑顔の時間。

05

MANY PERSPECTIVES

多くの見方があるから、支援が広がる

専門職として、どんなときにやりがいを感じますか?

経験が多いか少ないかにかかわらず、外から見れば、自分も専門職の一人として見られています。その自覚を持って働くことが大切だと思っています。

支援がうまくいったときは、もちろんうれしいです。一方で、うまくいかなかったときにも、その専門職だからこそ向き合える悩みや学びがあります。成功も失敗も含めて経験を重ねられることに、やりがいを感じます。

職場の雰囲気と、やまねこで働く中で得た発見を教えてください。

やまねこには、一人ひとり異なる、いろいろな人がいます。

だからこそ、利用者さんに対する見立ても一つだけではありません。さまざまな視点や考え方があることが、より良い支援につながっているのかもしれません。

学生時代を含め、前職では経験しなかったことにも出会い、新しい発見がありました。これまでとは違う視点を得られることも、ここで働く中での成長だと感じています。

06

LOOKING AHEAD

自分の仕事を、堂々と誇れる人と

やまねこには、どんな人が向いていると思いますか?

一番は、障がい福祉に興味や関心がある人です。そして、自分の仕事に誇りを持ち、堂々と向き合える人だと思います。

これから挑戦してみたいことを教えてください。

私自身、まだ経験を重ねている途中です。周りのスタッフの言葉からもヒントをもらいながら、さらに学んでいきたいと思っています。

障がい福祉の仕事はもちろん、社会福祉士や精神保健福祉士にも幅広い働き方があることを、これから伝えていけたらうれしいです。

応募を検討している方へ、メッセージをお願いします。

私は、岩手県へUターンし、もう一度障がい福祉の仕事に戻りたいと強く願っていたときに、やまねこふくし創造舎と出会いました。私にとっては「奇跡の法人」です。

日々の活動は、Instagramを通してすぐに形になり、発信されています。私自身もSNSで法人の実際の姿を見て、心を惹かれました。もし転職前の自分がInstagramでやまねこを見つけていたら、きっといち早く相談していると思います。

PROFILE

多機能事業所ここに

社会福祉士・精神保健福祉士

砂壁 進策 SHINSAKU SHAKKABE

学校卒業後から障がい福祉の領域で活動。2024年に岩手県へUターンし、別の福祉分野を経験した後、再び障がい福祉の仕事に携わる。