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たとえば、こんな場面
同じ「はぁ」という一言なのに、声の高さも、顔の向きもまるで違います。首をかしげた「はぁ」。肩の力が抜けた「はぁ」。カードを選ぶ手が迷い、相手の表情をもう一度見る。「怒っているのかな」「びっくりしたのかも」。答え合わせのあとには、当たった喜びより「そういう気持ちだったんだ」という発見が残ります。
『はぁって言うゲーム』は、同じ短い言葉を、指定された場面に合う声や表情で演じ、ほかの人がどの場面かを考えるゲームです。「怒り」「感心」「とぼけ」など、同じ音にもさまざまな意味があることを体験できます。
目次
演じない参加も選べる
人前で演じることが負担になる人へ、無理に表現を求めません。最初は見る側だけで参加する、支援者と二人で演じる、表情カードを選ぶなど、本人が安心できる方法を用意します。
遊びやすくする工夫
- 分かりやすい感情を2択から始める
- お題を事前に見せ、考える時間を確保する
- 声を出さず、表情や身振りだけでもよいことにする
- 正解発表のあと、判断した手がかりを一つずつ話す
読み取りを断定しない
表情や声の受け取り方には個人差があります。「その顔なら必ず怒っている」と決めつけず、ゲーム内の表現と日常の気持ちは別であることを確認します。相手の気持ちは、最終的には本人へ尋ねることが大切です。
安心して間違えられる場に
当てられなかった演技を笑うのではなく、「そう聞こえたんだね」と違いを楽しみます。公開前に、対象者への配慮、使わなかったお題、実際に盛り上がった進め方を確認して追記します。