やまねこふくしの想い
一人ひとりの個性が輝く場所から やさしさが巡る社会へ。
理念
一人ひとりの個性が輝く 居心地の良い場所から やさしさが巡る社会をつくる
理念にこめた思い
わたしたちは、ひとりひとりの中にある「その人らしさ」を大切に見つめています。
それは、大きな声ではなく、小さなささやきのように。誰かが気づかず通り過ぎてしまう一瞬のまなざしや、ほんの少しの成長のきらめき。
その小さな光を見つけたとき、まるで夕暮れの森にひかるやまねこの目のように、強くて、あたたかな輝きを感じます。
無理をしなくてもいい、肩の力を抜いていられる。そんな場所から生まれるやさしさは、きっとだれかの心をあたため、そしてまた別の人へと伝わっていく。理念の言葉には、そんな願いをこめています。
ミッション
わたしたちの毎日は、とても特別で、とてもふつう。「支援」と呼ばれることもあるけれど、実際は小さな暮らしの積み重ねです。
- 安心して過ごせる居場所を用意すること
- 「できたね」を一緒に喜ぶこと
- 困ったときに「大丈夫」と声をかけられること
- 家族や地域と気持ちを分かち合うこと
一つひとつは小さな点ですが、点と点がつながって線になり、線と線が重なって面になっていくと、やがて地域の風景そのものが変わっていきます。わたしたちのミッションは、その変化を一緒につくり、次の世代に手渡していくことです。
パーパス(存在意義)
「やまねこふくしは、なぜここにあるのか」その答えは、とてもシンプルです。
障害があってもなくても、子どもも大人もお年寄りも、同じ景色の中で、安心して、笑っていられるように。わたしたちは、そのために存在しています。
やさしさというのは、一方通行ではありません。差し出せば、返ってくる。受け取れば、誰かに渡したくなる。まるで水が巡るように、やさしさは社会をめぐっていくものだと信じています。
わたしたちがいる理由は、その流れを絶やさずに広げていくこと。 その役割を、地域の仲間たちと共に担っていきたいと思っています。
代表メッセージ
みなさん、こんにちは。やまねこふくし創造舎の代表、津嶋勇士です。
わたしがこの法人を立ち上げたときの思いは、ひとことで言えば、「地域に足りないものは、自分たちでつくろう」でした。
必要としている人がいるのに、その居場所がない。困っている家族がいるのに、支える仕組みが届いていない。そんな現実を前にして、立ち止まることはできませんでした。
もちろん、ここまでの道のりは簡単ではありません。悩んだり、迷ったり、くじけそうになった日もありました。でも、その先で出会えたのは、一緒に歩んでくれる仲間の存在や、「ここに来てよかった」と笑顔を見せてくれる人たちの姿でした。
わたしは「やまねこ」という名前に、特別な想いを込めています。やまねこは、ちょっと自由で、おてんばで、でもどこか愛らしい。宮沢賢治が描いた物語の中で、人を惹きつける存在です。
わたしたちの法人も、そんなやまねこのように、しなやかで自由でありながら、誰かに愛される存在でありたい。そんなふうに思っています。
これからも地域のみなさんと手をとりあって、やさしさがめぐり続ける社会をつくっていきます。どうぞ、これからのやまねこふくし創造舎にご期待ください。
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